





|
以前から迷っていたことですが、種々の理由から、駒屋さんからの紹介も当面停止しています。 祇園甲部の舞妓さんのドキュメンタリーの放送があった昨夜から、通常の十倍近いアクセスが来ています。あれを見て、あの程度のものだ、自分も舞妓になれるなどとは思わないで下さい。あれを見ても厳しさの半分もわからないだろうと思います。 時間がなくて、ほぼ放置していますが、駒屋さんからも続けて欲しいと頼まれていますので残す方向で検討はしています。形態はこれから考えるのでまだまだ時間がかかると思います。3月中にはまとめたいと思います。 今年の仕込みさんもどうやら半分以上がここからの応募のようですし、方向としては組合への応募の代わりとして駒屋さんからの紹介だけ残そうかと思っていますが、どうすべきかもう少し考えます。 ※ここ以外で私がこの話をすることはありません。 ※当サイトへのリンクは構いませんが、内容のコピー・転載は禁止します。 【花街】 【仕込みさん】 【舞妓さん】 【お茶屋・置屋】 【襟かえ】 【将来の道】 【どうすれば?】 【資格・適性】 【応募法】 【駒屋紹介】 【about DocW】 【芸妓募集】/ ≪応募用紙≫ ≪駒屋さん問い合わせ≫ ≪DocW問い合わせ≫ | |||||||||||||
|
【はじめに】↑ 花街を知れば知るほど、この子達をほんとうに舞妓にして良いのか?という思いもつのります。花街・置屋さんのあり方にも納得できない面は多々ありますし、駒屋さんとですら考え方の違う部分はあります。既に一つの結果は出せたと思っていますし、やめるか?という思いは半年以上前から頭の隅にはありました。 ここから応募したとし愛・千賀美・ふく里・とし夏菜・とし真菜ちゃんが舞妓として見世だしし、今年も宮川町には計4名が既にここから採用予定です。 ただ、現在駒屋さんは完全に満杯であるのと、過去他へ紹介した8名中2名しか残らなかったこともあり、他への紹介にも抵抗があります。 置屋さんに問題のあることもありましたが、応募者も私は全くノーチェックで、名前もどのような人かも知らぬまま採用され顔も見ないうちにやめられたのがほとんどです。元々入るべき人ではなかった人も多かったように思います。 自分の知らない人が、自分の目の届かぬところに入るのに関わるのには抵抗を感じます。私が選考することも一時考えましたが今はそれほどの時間もありませんし、当分駒屋さんからの紹介も停止してもらうことにします。 正直なところ今様子を見ていきたい芸舞妓さんだけで5人は既に多すぎます。これ以上関わりを増やすこともできません。 同時に、一般の人に教えるべきでない・教える必要のないことも多く、どこまで書くかというのは当初からの課題でした。少し整理してみましたが、整理しているとそれで意味はあるの?とも思えてきました。 とりあえず紹介も中止し、少しゆっくり考えてみたいと思います。当面相談だけは受けますが、考えれば考えるほど、あまり意味がないようにも思えます。もう少し考えてみます。再開するかもやめるかも知れません。 私は舞妓になることで幸せになれる人は少ないと思っています。 たいていの場合やめるように勧めます。 それでもどうしてもと言う方で「舞妓になれる資質のある方」には出来るだけ良いところで修行をして頂きたいと思っています。入ってはいけない、と私が思う置屋が全花街を通して何軒もあります。 私は「舞妓になって良かった。」「舞妓をしていて楽しい。」と言ってもらえる人だけに入って欲しいと思っています。 舞妓は京都の花です。 美しい花です。可愛らしい花です。 おどりの会の舞妓さん達のなんと華やかなこと、可憐なこと、愛らしいこと… その立ち振る舞いの優美なこと、その言葉のなんとも柔らかくたおやかなこと… しかし、その華やかな花となるためには、厳しい生活・しきたり・修行に耐えねばなりません。 中卒・高卒で就職する、明るい将来の展望もない、違う世界に飛び込みたい、人生を変えたい、性格を変えたい、それなら賭ける価値はあるかも知れません。 舞妓になれる年齢もごく限られています。 舞妓になることがあなたにとって幸せなのかどうか私にはわからないので、勧めるつもりもありませんが、 「やってする後悔は消化できても、やらなかった後悔は一生消えない」「山も谷もない人生が面白い?」とは自分自身を振り返って思います。 ただし… 通常中卒になって人生の幅を大幅に狭めます。 花街は非常に厳しいところです。多くの方が挫折し去っていきます。 なんと言っても水商売です。入るところを間違えるととても辛い思いをすることになります。 花街に入れば、自分の体力と精神の限界を知ることになります。 半分以上の方が挫折します。途中で挫折すれば、貴重な1年を無駄にします。よく考えお家の方ともよく話し合って下さい。 あの綺麗な姿に憧れているだけなら、すぐにやめることになります。 あの姿は客に見せるだけのものです。 ひたすら舞・鳴り物・唄の稽古に没頭し、しきたりと行儀作法に縛られた、極めて自由のない生活をすることになります。 他の全ての楽しみを捨て、ただ舞妓であることに全てを費やす、尊敬に値するほどの忍耐力を要求されます。 3日で帰る人はたくさんいます。誇張でもなんでもなく本当に3日で帰られます。 それも「耐え抜いてみせる。」「絶対に舞妓になる。」と私に言われた人ほどです。 2007年から宮川町の駒屋さんにお願いして、応募者の方を駒屋さんで採用して頂くか、他の置屋さんに紹介して頂いてきました。2009年4月頃までにここから計12名が採用されました。 2007年に応募した2名が2009年の春に見世だししました。さらに2009年冬に2名が見世だしし、2010年1月にも1名が見世だししました。実質2年間で5名がここから舞妓になりました。→ここの卒業生。 実は、他のルートで他の置屋さんに行かせた人、祇園甲部に面接に行ってもらった人、私に相談のあと結局祇園甲部・上七軒で舞妓になられた方もあります。 2009年末までで、駒屋さんではここからの採用4名中3名が残っていましたが、他の置屋さんに紹介した8名は2名しか残りませんでした。仕込みさん自身に問題のある人も何人もありましたが、置屋さんに問題があって期待していた人が不本意な結果に終わったこともありました。他の置屋さんの内情は把握できませんし、仕込みさんの様子も聞けません。 | |||||||||||||
私 DocW(ドックダブリュ)は、大阪の50代の医師です。私は、お茶屋さんの客の一人です。とやかく言う人の相手をするのが面倒なので名前は出しませんが、既に宮川町ではかなり知られています。 何しろご飯食べ(客なら誰でも出来るというものではありません)をしたことのある芸舞妓さんだけでも十人以上、顔を見れば話をする芸舞妓さんを含めると十五人くらい、宮川町のほとんどの舞妓さん(随分芸妓さんになってしまいましたが)は私の顔くらいは見たことがあると思いますし、ここから既に8軒以上の屋形に仕込みさんが行きました。 舞妓さん・仕込みさんともよく話します(人によっては辞める辞めないの話までします)。呼んだこともない舞妓さんから話しかけられることもあります。 それほど古い客ではありませんが、これを通して普通の客では聞けない・聞いてはいけない話もたくさん聞きました。まだまだ聞きたくても聞けないこともたくさんありますが、置屋さんの内部事情や考え方も随分見えてきました。花街外の情報源もありますし、相談を受けて他花街に行かれた舞妓さんから情報をもらうこともあります。案外花街の外で聞いた方が色々な話が聞けます。 以下の記述は、花街一般主に宮川町の話で、花街・置屋さんによって待遇は全く違うかも知れません。自分で直接確かめて下さい。情報として残しておきます。 これを読んであきらめてもらえればそれはそれで意味はあるような気もします。 | |||||||||||||
| 【花街】↑ 花街と書いて、「かがい」と読みます。「はなまち」は京都の言葉ではありません。 京都には上七軒、先斗町、祇園東、祇園甲部、宮川町という五つの花街があります。 上七軒の舞妓さんのいる置屋さんはたぶん4軒だけ、先斗町、祇園東も同じ程度、宮川町で18軒前後、祇園甲部も20軒前後(置屋でないお茶屋は多い)だと思います。 舞妓になれるのは年間で多くても十数人です。 どことは言いませんが、舞妓を家族として守る置屋もあれば、舞妓を売るための「商品」としか思わない置屋もあります。 伝統や格式というものは、古い因習も含めての伝統や格式です。 志望者の方が各花街に持っておられるイメージは、ごく表面的な情報からだけの実態とはまるで無関係な単なるイメージです。私がどんな忠告をしても、身をもって知るしかわからないようです。 種々の理由から、舞妓になるなら入る人には宮川町しか勧めませんが、あくまで私の知識の範囲の個人的意見です。ただし、宮川町ならどこでもよいとも思っていません。私が直接関わる場合は私の目の届かないところには行かせません。 | |||||||||||||
| 【仕込みさん】↑ 舞妓になるためには、宮川町では 10ヶ月(花街により違う)の「仕込み」という修行の期間があります。 参考)たぶん上七軒は6ヶ月、祇園甲部は1年以上?(知っている人はみんな1年2ヶ月くらい) 舞妓・仕込みと置屋さんには雇用関係はまったくありません。置屋さん自体から報酬・給料というものを頂くことは一切ありません。修行のために家族として置いてもらっているだけです。 途中で辞めない限り、生活・学費等の費用は全て置屋さんが負担しますが、将来舞妓としての働きで返すまで立て替えてもらっているようなもので、途中でやめれば学費等は弁済させられます。 花街・屋形によって違いますが、お小遣いくらいは頂けるかも知れません。(屋形による) 公休日は月2回のみ、夏と正月にも数日休みがありますが、休みはそれだけです。祝祭日も関係ありません。 置屋さんに住み込んで修行します。この期間は、掃除、洗濯、屋形の手伝い・雑用・お遣い、おかあさん(女将)・お姉さんの手伝いから、踊り・鳴り物のお稽古、言葉遣いの習得、行儀作法の習得、などの修行をします。一日中、非常に厳しく躾けられます。 例えば、タンスの中の衣類ののたたみ方が良くないから全部やり直すまで休みに外出させてもらえなかった、ホコリが窓枠に少し残っていったから屋形中をもう一度掃除させられた、これくらいのことは挙げればきりがないほど当たり前の話です。この程度で不平を言うようでは残れる可能性はありません。 絶対の上下関係、おかあさん・お姉さんの言うことは絶対です。理不尽にしかられても耐えるしかありません。 どんな置屋さんであったとしてもそこに入ればそこでやり抜くしかありません。 全く自由がありません。携帯も持てません(見つかったら辞めさせられるかも知れません)。一人で外出などまったく出来ませんので、外部の友達や異性と付き合うのはほとんど不可能です。気を抜ける時間がほとんどありません。 なんと言っても仕込みのつらさはまったく自由がなく、気分が転換出来る休みも時間もないことです。10ヶ月全く自由のない生活…いくら頭で理解しても実際に経験しないとわからないつらさのようです。 一度落ち込んで帰りたいと思い出すと、もうそれしか考えられなくなります。「大丈夫か?」の問いかけに、嘘でも「大丈夫です。」と答えられなくなるともう限界です。あと1週間そこにいることさえ耐えられなくなってきます。これを越えるともう誰が何を言おうと聞こうともしません。 「みんなそれに耐えてきた。」と置屋さんは言われますが、ただただ耐えることだけが舞妓の資質のすべてだとは私は思いません。少し気を遣ってやる者があれば、潰れずに済んだはずの仕込みさんはたくさんいます。私の入れた仕込みさんは、様子も見ますし、話も聞き、いざとなれば気分転換にも連れ出します。それが出来ないところには私からは紹介しません。 お休みでも一人で外出などまったく出来ません。外出はおかあさん・お姉さんと一緒にしかできません。自由な時間などないと思って下さい。誇張ではありません。そのままです。 態度がわるければ容赦なく、また舞などが修得できない場合も帰されます。 舞妓さんは達はみんなこの厳しい生活を耐え抜いて来たのです。 それでもまだ舞妓さんになりたいですか? 私に「平気です。」「耐え抜きます。」と言われた方はみんなやめられました。わかっていないだけだと感じます。この生活が平気な人などいません。耐えられるかどうかの不安を持つくらいの冷静な判断力が必要です。その点でもやはり高卒での採用が望ましいと私は思っています。 ※中卒で仕込みに入られる方、3学期は良く体を動かし、ダイエットするくらいのつもりで絶対に太らないように注意して下さい。太りすぎれば帰されます。 | |||||||||||||
| 【舞妓さん】↑ 舞妓はあくまで、芸妓になるための修行の段階です。費用の負担はありませんが、お給料はありません。仕込みと同じ、置屋住み込みです。 公休日は月2回だけですが、仕事が入ればなくなります。代休などなく、年末や夏に長めに休める程度です。その上公休日でも門限が6時です(屋形・年齢にも寄る)。売れっ子は何ヶ月も休みがないこともあるそうです。 夏と正月にも数日休みがあります。祝祭日も休みではありません。 髪を解けるのも週一度程度(つまりシャンプーも)で、あの頭では行けるところはごく限られています。 舞妓姿で繁華街をぶらついたり、観光など一切出来ません。 舞妓でも携帯を持たせてもらえない屋形さえあります。 綺麗な舞妓姿をするなど生活のほんの一部にしか過ぎません。芸事としきたり、作法にどっぷり浸かった生活になじめなければもちません。心遣い、行儀・作法、並ではない忍耐力が求められます。 躾は非常に厳しいです。どんなに理不尽に叱られても頭を下げるしかありません。 舞妓であること、それは並ではない忍耐力の証明です。 芸は一生懸命なら、好きなら、それでよいと思います。でもお稽古事が好きでないと、とてもつらい思いをすることになります。採用自体に芸事の経験はまず関係ありません。 舞妓の主な仕事は、宴席でお給仕をし、お話の相手をし(これが一番重要かも知れません)、時にはただ黙って侍ったり、時には舞を見せ、時にはお座敷でゲームの相手をすることなどが中心です。おもてなしの心、いろいろなお話に対応できる機微がないと務まりません。 仕事外で、客と個人的に付き合ったりすることは許されませんしほとんど不可能です(ただし、花街・置屋に寄ります)。そのような自由な時間自体がほとんどありません。いわゆる同伴出勤やアフターと言ったたぐいのものは全く存在すらしません。 イベントごとに呼ばれたり、チラシを配ったり、屋形に寄りますが、海外のイベントに呼ばれることもあります。駒屋さんは国内外の出張も多いのです。 神社などの伝統行事で舞ったり、京おどりや都をどりといった華やかな舞台で舞を見せるのも大きな仕事ですし、そのためのお稽古もあります。 相当に束縛された生活を20才までの5・6年ほど過ごすことになります。 言葉遣いは言うに及ばず、箸の上げ下ろしから、挨拶、歩き方、その他日常生活のすべてを舞妓としてたたき込まれます。徹底的に躾られます。 どこに応募しようとこれより楽と言うことはありません。たいていはもっと厳しい現実が待っています。置屋さんによっては、他にもこれ以上に辛いことがいくらでもあると思います。 | |||||||||||||
| 【お茶屋・置屋】↑ お茶屋は舞妓さんの主たる仕事場です。置屋は舞妓さんの所属(住んでいる)するところです。舞妓さんは置屋に雇われるわけではなく、修行はさせてもらいますが労務・税務上は独立した存在(個人事業主)です。置屋の多くはお茶屋もしています。 置屋の全てはおかあさんがとりしきっているので女将次第で天国にも地獄にもなります。 平均的に1軒の置屋さんに在籍する舞妓さんは2名程度です。1〜3名程度の置屋さんが多いようです。年配のおかあさん一人舞妓さん一人のような屋形から舞妓数が6・7人まであります。 お茶屋の客は年齢的には60代以上が中心でしょうか?仕事上若い男性と知り合う機会はほとんどありません。 お茶屋に客が来るときには、お茶屋はリクエストに合わせて、自分の屋形の舞妓さん、あるいはよその置屋の舞妓さんを呼びます。 良く呼ばれる人気のある舞妓さんを持っていれば当然収入が増えます。 売れない(人気のない)舞妓さんは誰も欲しがりません。 置屋さんはけして志願者を応援するのではなく、欲しい舞妓に躾け、いらない者は切り捨てるだけです。応援・バックアップなどを期待してはいけません。何かあっても「我慢しなはれ。」で終わりです。それが普通です。それどころか、お姉さん・おかあさんが八つ当たりの相手にしたり、まともな世話もしないところもあるようです。口先で良いことを言うところほど中はひどいものです。 | |||||||||||||
| 【将来の道】↑ 最近は、舞妓だけで卒業し、お家に帰る方の方が多いように思いますが、年によって違います。 2008年から2009年にかけては、顔なじみの舞妓さんが5人も襟かえしました。 年季が残っていれば襟かえして芸妓もしなければなりません。 引いた場合、特に受け皿となるような職業等はありません。 料亭や旅館に嫁に行って若女将になると言うのが理想だと思いますが、そう言う話が多くあるとは思えません。 大検さえ取れば、一芸入試で大学に行かれた方もあるようです。 引いて、すぐに結婚する人も結構います。結婚すれば花街を去ることになります。 襟かえをして芸妓になってもすぐやめられることも多いようです。 | |||||||||||||
| 【襟(えり)かえ】↑ 20才くらいになると、「襟かえ」といって、舞妓から芸妓になります。 年季が終わって独立した芸妓さん(自前さん)になれば、自由はありますが、自分で生計を立てなければなりません。年季が残っていれば自前にはなりません。条件によっては、独立せず屋形に残ることも出来るとは思います。 自前になればお花は全部自分のものになりますので、売れっ子はかなりの収入になりますが、人によって大きな差が付きます。 | |||||||||||||
| 【どうすれば?】↑ 祇園甲部はしっかりした保証人から置屋さんを紹介してもらってください。いずれにしても、非常に躾の厳しいところです、どんなことにも耐え抜く覚悟が必要です。 紹介者のいない場合は「おおきに財団」か各花街の組合にお願いしたり、募集している置屋さんに直接お願いするしかありません。 宮川町の組合は順番待ちではなく、その場その場でお断りするか幹部の方が置屋さんを選んで割り振っておられるそうです。財団や他の花街のシステムは知りません。 組合等への応募については自分で直接問い合わせて下さい。 駒屋さんではここから入った仕込み・舞妓さんの仲が良く、話を聞くととても楽しそうです。やはり入る人にとって一番は人間関係です。 | |||||||||||||
| 【資格・適性】↑ 組合・置屋さん等にお電話されれば大体同じような答えが返ってくると思います。 宮川町の一般的な話ですが、置屋さんによってかなり好みは違います。 《年齢》14・5才、中三(応募時)が中心です。 年齢が高くなるほど難しくなります。高卒でも過去数人は採用してはもらいましたし、高二・高三でも不可能とは言えませんが容姿が良くないと可能性はありません。普通には応募自体難しいでしょう。19才以上での採用はありえません。ただ私は出来るだけ高卒で入れたいと思っています。 祇園甲部の組合では高校生の採用はないと言われたそうです(応募した人から聞いただけです)。 私自身は応募者のことを考えると高卒での採用が望ましいと思っていますが、置屋さんによって考え方は違います。 《身長体重》通常145cm程度〜160cmまでの募集が多いですが、置屋さんによって差があります。細めの人が多いですがこれも置屋さんの好み次第でしょう。 《芸事》舞、三味線、茶道等の「経験」は採用自体にはまず関係ありません。運動・音楽の「素質」は重要です。特に舞はある程度修得できないと家に帰されます。 《髪》胸上程度。仕込み期間中に伸びるので、ベリーショートでもおそらく大丈夫です。 《視力》コンタクト可、コンタクト使用の芸舞妓さんを最低4人は知っています。 《容姿(顔)》これも好みおよび需要によります。 綺麗でも「おぼこさ」(子供っぽさ)がないと舞妓にはなれないことがあります。 舞妓姿をすれば誰でも綺麗と言ってもらえると思っていたら大きな勘違いです。白塗りをすれば通常見た目は落ちます。 祇園甲部は「顔の造りより、色の白さ」が美人の基準だそうです。 《性格》並ではない強い忍耐力や協調性を要求されます。 《健康・体力》休みも少なく、睡眠時間の少ない、ハードな生活をすることになります。健康で体力がないと持ちません。手などの大きな傷・やけどの跡、アトピーなど、あまり目立つものがあると敬遠されます。 《ハーフ・外国の方》過去何人かの方にお問い合わせいただきましたが、まず文化的に日本の古い封建的・伝統的感覚になじめないと無理です。不可能とは言い切れませんが、外見的にもアジア系以外の方はほとんど無理だと思います。 残っていくのに一番必要な舞妓の資質は、お稽古事に浸り、伝統やしきたりの中で舞妓として生活することが好きなことです。好きでないと残れません。お稽古事が好きでないと耐えられません。 芸事の「経験」は採用には全く関係ありませんが、素質は問題になります。音楽・運動の得意な方が向いています。特に音楽がダメだと難しいと思います。 舞妓になるためには中学時代に何をするべきか?とか聞かれたら、厳しい運動部に入って心身を鍛えることと答えます。音楽は素質ですが、何か楽器をやっておくとより良いでしょう。舞をするなら宮川町なら若柳流です。入ってから少し楽を出来ます。三味線も同じです。やっておけば、お稽古事が好きかどうかもわかるでしょう。多少芸が出来ても採用には関係ありません。 心遣いの出来ること、性格や態度も問題ですが、面接程度では見えません。 仕込みの期間を通して、性格・態度や芸の素質も見られることになります。10ヶ月はごまかし切れません。 容姿がなければ採用されず、良い性格・態度、忍耐・根性がなければ残れません。仕込みの期間に切り捨てられます。 私は、入って楽しく過ごせる人だけに入って欲しいと思っています。 | |||||||||||||
|
【応募法】↑ 駒屋さんは寝るところもないほど満杯になりましたので2011年の駒屋さんの採用はない予定です。 欠員の出ない限り駒屋さんでの次の採用は2012年以降です。ただ、あっては欲しくないですが欠員は急に出ることがあります。その場合私への相談の中から、紹介することはあるかも知れませんが、当分駒屋さんからの紹介も停止します。欠員が出ても今後公表はしません。 | |||||||||||||
| 【屋形紹介】↑
| |||||||||||||
| 【about Docw】↑
| |||||||||||||
| 【芸妓募集/三味線等が出来る方】↑ ちょっと番外の話です。通常18才では舞妓としては採ってもらえません。舞妓でいられる期間が短すぎるのです。高卒18才で舞妓になれる人も、芸妓にしかなれない場合もあります。応募者の容姿や置屋さんによって違うようです。 聞いてみたところ、芸妓からスタートすることも可能だそうです。 基本的には舞妓は無理だから芸妓でということが多いと思います。背が高い、お顔が綺麗だが大人っぽいなどの理由が多いようです。 また少しお話を聞いたところ、今は特に芸妓さんが欲しいそうです。芸事の好きな方でないと無理です。修行・待遇などはだいたい舞妓さんに準じると思いますが、芸があれば短期で見世だしも出来るでしょうし、自前になることも出来ると思います。 今までのところ、大学生の方一人に中を見て考えてもらうためにアルバイトで駒屋さんのお手伝いに入ってもらったのと、25才の方一人に芸妓仕込みである置屋さんで研修して頂きました。どちらも細身の美人で、大学生の方は舞の名取さん、二人とも三味線は少し弾けました。 注)ホステスさんや、他地域の芸者さん(芸妓と呼びたがるようですが)とは全く違います。芸が出来なければ芸妓ではありませんし、アルバイト・腰掛け気分で務まる仕事ではありません。収入ならホステスさんの方が上だと思います。芸事と伝統的風習にどっぷり浸かった生き方をすることになります。芸一筋で、花街にいる間は結婚も出来ず、なまじの覚悟では務まりません。 | |||||||||||||